ワールドカップから見る中学受験における「監督」とは誰か?

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皆さま、こんにちは!
ワールドカップの見過ぎで今年最悪の寝不足に襲われている真っ只中。。。
しかし、私の寝不足なんかどうでもよい事が起こりました、、、日本がドイツに2対1で勝利!!!


勝って欲しいとは思っていました。でも勝てるとは思っていませんでした。。だってドイツは2014年の自国開催のブラジル代表に準決勝で7対1で勝つくらいヤバいチームなんです。当然そのままドイツは優勝!あの頃のドイツの強さは異次元でした

月日は流れてメンバーが変わったとはいえ、ドイツの強さは誰もが認めるところ。現にドイツ代表が多数所属するブンデスリーガの「バイエルン・ミュンヘン」というチームはいつも強い。さいきん。スペインの強豪バルセロナと試合をしましたが、バイエルンの方が圧倒的に強い!(バルセロナファンの方がいたらすいません)

そんなドイツになぜ勝てたのか。
その理由に関して多数のメディアがこう述べていました

日本代表・森保監督の戦略的勝利

私も全く同感です。正直なところ、ワールドカップに至るまでの森保監督の戦略に関しては疑問を持っていました。「なんでそのフォーメーションを使うの?」「交代が遅すぎるんじゃないの?」「その選手はその使い方じゃ生きないよ!」などなど。ワールドカップの予選を見ていてもそのように思うことがしばしば。そんなこんなで対戦相手が決定。ドイツとスペインと同組。結果、私が行き着いた結論、

今回のワールドカップは、、、厳しいかな、、、

私だけではないはずです。そりゃドイツとスペインが同組って、「日本、なんか悪い事しましたか??」って神様に問いかけたくなるレベルです。問いかけたくなるというより問い詰めたくなります。「もうちょっと忖度してくれても良いんじゃない⁉」ってwww

でも、私の心の声をよそに選手たちは諦めるどころか「ドイツとやりたかった!」「勝てると思っています!」と全く意に関せず。凄いメンタル!
それもそのはず。今の日本代表は海外でプレーしている選手が多く、特にドイツでプレーしている選手はたくさんいます。なので、普段からドイツのレベルを肌で感じることが出来ているのでしょう。そのドイツのレベルをしっかりと認識した上での「勝てます!」という言葉。選手たちの経験値による自信もそうですが、森保監督のマネージメント力も大きかったのではないでしょうか。

そうこう色々考えているうちに私の中でこのようなギモンが浮かんできました。

「中学受験における我が子の監督は誰なのか?」

学校の先生なのでしょうか?塾の先生なのでしょうか?それとも親なのでしょうか?
中学受験において対戦相手である志望校の分析を行いその受験日に合わせたスケジュールを組み、選手である子供たちの不安を払しょくし時には厳しく接し時には鼓舞をする。

まさに塾の先生方が行ってくれている役割のように思いますので、中学受験における監督は塾の先生であるという結論になりそうですが、私は違うと思います。むしろこのような役割を「親」がもっと責任をもって担うべきである、と私は考えています。正直なところ、私の家庭でも現状では完全に塾にお任せ状態となっております。しかし、このままではいけないという危機感も感じております。

定期テストや模擬試験のテストの結果が悪ければ「もっと勉強しなさい!」「こんなんじゃ志望校に受からない!」という言葉のみをかけるご両親がいらっしゃるかもしれません。が、このような言葉は誰でも言えますし子供にとって決してプラスになるとは思えません。逆にこのような至極単純な言葉しかかけることができない監督の元で中学受験をさせられている子供達が可哀そうだと私は思います。サッカー日本代表の監督が「もっと練習しろ!」「こんなんじゃドイツに勝てないぞ!」とだけ言っていたらどうでしょう。即刻解任してもらいたいと思いませんか?

確かにお仕事や学校、塾、習い事の準備や送迎などやらなければいけない事がたくさんありそこまで手が回らないという方もたくさんいらっしゃるかもしれません。「ご両親はあまり口出ししないで下さい」という方針の塾もあるかもしれません。先ほど申し上げた通り、私も現状では「何も言わないが何もしない」というただの空気となっていますが、今後は少しずつ関わっていこうと考えています。

まずは、得意単元と苦手単元の把握。

例えば定期テストや模擬試験の結果を一緒に確認する。この作業を繰り返していくと、得意な単元と苦手な単元が見えてくると思います。それをノートでもよいしWordでもExcelでもよいので記録として残しておく。そして苦手単元の勉強に多くの時間を配分し得意単元の勉強は確認程度にしておく。こうすることだけでも中学受験に向けての勉強がより効率的になります。このような事が相手に勝つための「戦略」なのではないでしょうか。

日能研の育成テストなどでは実際に採点を行った答案用紙がPDF(あれ、PDFで良かったでしたっけ?データの種類まで覚えていませんでした。。)として添付されています。この答案用紙と問題を見比べながらまとめていけば、小一時間あれば出来るのではないでしょうか。夜遅くまで頑張って勉強している我が子の為に1週間のうちの1時間を使うぐらいならそれほどの負担になるとは思えないですが、皆さまはどーですかね??

ちなみに、そのサイトから単元ごとの正解不正解のデータをExcelやらcsvやらで引っ張ることができ、かつうまくプログラミングすることができれば上記の作業をPCにお任せすることができそうです。まだ日能研のサイトをまじまじといじった事がないので今度しっかりと確認してみようと思ってます。

もう1つは、塾なら塾のテスト、他の模試なら模試毎の偏差値のデータを時系列にしたがって可視化する。現在地を把握し今後どの科目により注力して勉強していくのかを確認する作業になります。偏差値データなので母集団が安定していなければ時系列データとして可視化しても意味がありません。なので、まとめて1つの時系列データとせず分けて管理しようかなと思っています。

まずはこの2つを可及的速やかに実行していきたいと考えておりますが、現在ワールドカップ期間中でございますwww
うちの息子もしっかりと勉強はしているもののワールドカップに心が傾いておりますので、まずはワールドカップが終わるのを待ちたいと思っております。

よく分からない終わり方となってしまいましたが、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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